行政書士試験の合格基準|3つの点数条件と補正措置

行政書士試験は、総得点だけで合否が決まるわけではありません。法令等、基礎知識、試験全体の3条件をすべて満たす必要があります。法令等が高得点でも基礎知識の基準未達なら合格にならず、科目別基準を満たしても全体60%未満なら合格になりません。

判断基準

3条件

条件 必要な得点
法令等 満点の50%以上
基礎知識 満点の40%以上
試験全体 満点の60%以上

どれか1条件でも満たさなければ、他の条件を満たしていても合格にはなりません。法令等の得点だけ、または全体得点だけで判断しないことが重要です。

判定の順序

  1. 法令等の得点率が50%以上か
  2. 基礎知識の得点率が40%以上か
  3. 全体得点率が60%以上か
  4. 当年度に補正的措置があるか
  5. 公式の合否通知・合格基準点を確認

自己採点では、科目別と全体を別々に計算します。記述式の採点を推測で確定せず、最終結果は合否通知で確認します。

2026年度の問題構成

科目 問題数 方式
行政書士の業務に関し必要な法令等 46問 択一式・記述式
行政書士の業務に関し必要な基礎知識 14問 択一式

法令等は憲法、行政法、民法、商法、基礎法学、基礎知識は一般知識、行政書士法等、情報通信・個人情報保護、文章理解から出題されます。法令の基準日は2026年4月1日です。

学習計画への反映

3条件があるため、次のように管理します。

  • 法令等:択一式と40字程度の記述式を分けて演習
  • 基礎知識:40%基準を下回らないよう独立して得点記録
  • 全体:本番と同じ60問・3時間で確認
  • 法令改正:2026年4月1日基準の教材か確認

苦手分野を得意分野だけで補えるとは限りません。基礎知識の科目別基準を満たす学習範囲を確保します。

模試・講座を比較する基準

模試や答練では、総合得点だけでなく次を確認します。

  • 法令等と基礎知識を分けて集計できるか
  • 記述式の配点・採点方法が示されるか
  • 60問・3時間の構成か
  • 2026年度法令基準に対応するか
  • 記述添削の対象問題・回数・期限

講座側の独自判定と、試験実施団体の正式な合格基準は分けます。

補正的措置

公式案内では、試験問題の難易度を評価し、合格基準に補正的措置を加えることがあるとされています。受験者の正答率等から、年度の難易度が過去と比べて著しく変動したと認められる場合に、過年度との均衡を図るため合格基準を見直す措置です。

「難しい年だから必ず補正される」とは判断できません。2026年度に実施されるかは、2027年1月27日の公式公表で確認します。

試験後に確認する情報

  • 合否通知書:配点、合格基準点、得点
  • 公式サイト:2027年1月27日に合格基準点を公表予定
  • 試験問題:著作権に関係するものを除き2026年11月16日以降
  • 正解等:2027年1月27日以降

非公式の解答速報は参考にとどめ、公式の得点・基準点と混在させません。

確認チェック

  • 法令等50%、基礎知識40%、全体60%を別々に記録した
  • 60問の科目構成を確認した
  • 記述式の自己採点を確定値として扱っていない
  • 模試の科目別得点を確認した
  • 補正的措置は公式公表まで未確定とした
  • 最終結果は合否通知書で確認する

一次情報

行政書士試験研究センター「令和8年度行政書士試験のご案内」の合格基準、試験科目・方法、合否通知、公表予定を参照しました。

未確認事項

  • 2026年度に補正的措置が実施されるかは合格発表前のため未確定です
  • 2026年度の最終的な合格基準点と合格率は2027年1月27日の公表後に更新が必要です
  • 記述式の個別採点内容は、公式の得点通知を超えて推測しません
  • 模試得点と本試験合格の因果は確認していません

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