ITパスポートの試験範囲とCBT方式|最新シラバスの確認方法

ITパスポートはCBT方式で随時実施される国家試験です。試験時間は120分、出題は100問で、総合点と3分野それぞれに合格基準があります。教材の年度表示だけでなく、IPAが公開する試験要綱とシラバスの版を照合します。

判断基準

試験の基本情報

確認項目 公式情報
試験時間 120分
出題数 小問100問
出題形式 四肢択一
ストラテジ系 35問程度
マネジメント系 20問程度
テクノロジ系 45問程度
試験方式 会場のコンピュータで解答するCBT
総合合格基準 1,000点満点中600点以上
分野別合格基準 3分野それぞれ1,000点満点中300点以上

3分野の範囲

ストラテジ系

  • 企業と法務
  • 経営戦略
  • システム戦略

企業活動、法務、経営戦略マネジメント、技術戦略、ビジネスインダストリ、システム戦略、システム企画を含みます。

マネジメント系

  • 開発技術
  • プロジェクトマネジメント
  • サービスマネジメント

システム開発、ソフトウェア開発管理、プロジェクト、サービス、システム監査を含みます。

テクノロジ系

  • 基礎理論
  • コンピュータシステム
  • 技術要素

アルゴリズムとプログラミング、ハードウェア、ソフトウェア、データベース、ネットワーク、セキュリティ等を含みます。

分野別基準があるため、得意分野で総合点を補うだけでは足りません。問題演習では3分野を別集計します。

100問と評価対象

出題は100問ですが、総合評価は92問、分野別評価はストラテジ32問、マネジメント18問、テクノロジ42問で行われます。残る8問は今後出題する問題の評価に使われます。

受験者はどの問題が評価用か判別できないため、100問すべてに解答する前提で進めます。

IRTによる評価

採点は単純な正答数ではなく、IRTに基づいて解答結果から評価点を算出します。「何問正解なら必ず合格」と固定換算せず、公式の評価点で確認します。

合格には次を同時に満たします。

  1. 総合評価点600点以上
  2. ストラテジ系300点以上
  3. マネジメント系300点以上
  4. テクノロジ系300点以上

最新シラバス

2026年8月7日時点:

  • 試験要綱:Ver.5.6、2026年7月6日掲載
  • ITパスポートシラバス:Ver.6.5、2026年1月8日掲載

試験要綱Ver.5.6では、ITパスポートの内容変更はありません。シラバスVer.6.5では「下請法」を削除し、「中小受託取引適正化法」を追加しています。

教材を確認するときは、発行年だけでなく、シラバスVer.6.5への対応または当該改訂の反映を確認します。

CBTの受験方法

CBTは、試験会場のコンピュータに表示された問題へマウス・キーボードで解答する方式です。

  • すべての都道府県で毎月実施
  • 受験者が日時・会場を選択
  • 申込・成績確認はWebサイトで実施
  • クレジットカード・バウチャーの場合、空席があれば前日正午まで申込可能
  • 成績は試験当日中にWebで確認可能

随時実施でも、会場ごとの空席と申込締切があります。希望日の直前に必ず予約できるとは限りません。

CBTに向けた学習条件

  • 100問を120分で解く時間配分
  • 画面上で長文と選択肢を読む
  • 3分野の弱点を別々に記録
  • 四肢択一の操作に慣れる
  • 本番会場までの移動・本人確認を準備

スマートフォン教材だけを使う場合でも、本番は会場PCです。PC画面のサンプル問題・操作説明が公開されている場合は確認します。

独学か講座か

独学を検討しやすい条件

  • シラバスから範囲を整理できる
  • 3分野を自分で進捗管理できる
  • 問題演習と復習を継続できる
  • CBT受験日を自分で決められる

講座を検討する条件

  • IT用語の入門説明が必要
  • 3分野の学習順序が必要
  • 分野別問題・模試が必要
  • 質問制度が必要
  • 3か月程度の期限管理を使いたい

教材確認チェック

  • シラバスVer.6.5または改訂内容に対応
  • 3分野すべてを収録
  • 100問・120分の演習ができる
  • 分野別得点を確認できる
  • CBT画面を想定した問題がある
  • 受講期限が予約日まで続く
  • スマホ対応範囲とPC利用場面を確認した

一次情報

IPA「ITパスポート試験」「ITパスポート試験 試験内容・出題範囲」「試験要綱・シラバスについて」を参照しました。試験方式、問題数、評価方法、合格基準、シラバス版は同ページ群の2026年8月7日時点の表示です。

未確認事項

  • 試験会場の空席と具体的な実施日時は申込時に確認が必要です
  • 今後シラバスが改訂された場合は教材の対応版を再照合します
  • 身体上の理由等でCBT方式が困難な場合の特別措置試験は別手続きです
  • 必要学習時間、問題の難易度、講座利用と合格率の因果は推測していません

内部導線