日商簿記の統一試験とネット試験の違い|2級・3級の選び方

日商簿記2級・3級は、ペーパー形式の統一試験と、会場のパソコンで解答するネット試験を選べます。日本商工会議所の公式Q&Aでは、出題範囲、問題の難易度、合格基準、取得できる資格は同等です。

したがって、資格の価値ではなく、受験日、申込方法、解答操作、結果確認の違いで選びます。

判断基準

共通点と違い

比較項目 統一試験 ネット試験
実施日 全国の統一日 各ネット試験会場が設定
2026年度の主な日程 6月14日、11月15日、2027年2月28日 随時。ただし統一試験前後に休止期間あり
対象級 1〜3級。2月回は2・3級 2級・3級
受験料 2級5,500円、3級3,300円 2級5,500円、3級3,300円
解答 問題用紙・答案用紙 画面上で選択・入力
結果 各施行商工会議所の案内で確認 試験終了後にスコアレポート、合格時はデジタル合格証

2026年度統一試験の日程

試験日 対象級
第173回 2026年6月14日 1〜3級
第174回 2026年11月15日 1〜3級
第175回 2027年2月28日 2・3級

申込期間と申込場所は各地商工会議所等で異なります。全国試験日が同じでも、受付開始・締切まで同じとは限りません。

2026年度ネット試験

2級・3級の試験日は各ネット試験会場が決めます。受験料は統一試験と同じで、2級5,500円、3級3,300円です。

2026年度の施行休止期間:

  • 4月1日〜13日
  • 6月8日〜17日
  • 11月9日〜18日
  • 2027年2月22日〜3月3日

ネット試験は随時実施でも、この期間は受験できません。希望日の空席と会場ごとの実施日時も確認します。

解答方式

ネット試験では受験者ごとに異なる問題が、出題範囲からランダムに出題されます。

  • 2級:90分
  • 3級:60分
  • 仕訳の勘定科目:プルダウン選択
  • 金額・勘定科目名:入力する問題あり
  • 問題間の移動:画面ボタンで可能
  • メモ:会場配布の用紙・筆記具を使用し、終了後回収

キーボードで数字・文字を入力し、マウスを操作します。パソコンの計算機能は使えず、持込可能な電卓を確認します。

申込・変更

ネット試験は受験日の3日前までに予約を完了します。受験日・会場の変更やキャンセルも、原則として受験日の3日前までマイページで行います。2日前以降は変更・キャンセルできません。

ネット試験には紙の受験票はなく、マイページと予約完了メールで日時・会場・注意事項を確認します。

結果と合格証

ネット試験は終了後にスコアレポートを受け取ります。合格時はデジタル合格証が発行され、紙の合格証書は発行されません。

統一試験の紙の合格証書とネット試験のデジタル合格証は同等です。ネット試験合格後に統一試験で不合格になっても、先の合格は取り消されません。

どちらを選ぶか

統一試験が合いやすい条件

  • 紙の問題・答案で受験したい
  • 全国統一日を学習期限にしたい
  • PC入力に不安がある
  • 1級を受験する

ネット試験が合いやすい条件

  • 2級・3級を希望日に近い日程で受けたい
  • 会場PCでの選択・入力に対応できる
  • 試験後すぐスコアを確認したい
  • 休止期間を避けて予約できる

講座・教材を選ぶ比較軸

  • 2級・3級のどちらを扱うか
  • 統一試験とネット試験の両方を想定するか
  • ネット画面型の問題・模試があるか
  • 本番と同じ90分・60分で演習できるか
  • 紙教材が基本料金に含まれるか
  • 受講期限が希望受験日まで続くか

ネット試験対応をうたう講座でも、画面操作の範囲と模試回数を公式情報で確認します。

一次情報

日本商工会議所「2026年度試験日程カレンダー」「日商簿記検定試験2級・3級ネット試験に関するQ&A」「ネット試験の受験方法」を参照しました。

未確認事項

  • 統一試験の申込期間・申込方法は各地商工会議所で異なります
  • ネット試験の空席と実施日時は会場ごとに異なります
  • 2026年度のネット試験休止期間は、予約時にも再確認が必要です
  • パソコン操作のしやすさや会場環境は実地評価していません

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